何故売上が上がらない!消えていく幸楽苑。

雑記

毎度〜

最近家の近くの幸楽苑が閉店して遂に地元の幸楽苑がゼロになりました(ToT)。3~4年前までは結構そこら辺で見かけたんですがねぇー。

最後に行ったのは2年前位で冷やし中華を食べたかなぁ、、極々普通の冷やし中華でわざわざここで食う事もないかなと思ったのを覚えています。

という事で今日は消えていく幸楽苑をテーマに話していこうと思います。

幸楽苑と言えば安い中華そばというイメージでしょうか?!

福島県郡山市に本部を置く大手らーめんチェーン店です。昭和29年に福島県にて開業。歴史あるらーめん屋ですねー。

かつては全国、海外併せて約700店あった店も業績不審でその数をどんどん減らしている現状。2015年には目玉とも言える290円の中華そばの販売が終了し、520円の「醤油らーめん司」という商品に切り替えた。290円から考えるとかなりの高価格商品に切り替えて勝負に出た幸楽苑でしたが客離れに歯止めをかけれず店舗数を減らしています。

2017年にはペッパーフードサービスとフランチャイズ契約を結び幸楽苑の一部店舗を閉店し「いきなりステーキ」のフランチャイズ展開を行っている。っといった感じの幸楽苑です。

色々思うところがありますが「290円の中華そば」!!仮に個人店でありとあらゆる方法で安く作るとします。スープ、麺、トッピング具材で50円位はかかります。しかもこだわりも何もないらーめんです。儲けは240円、、、。毎日相当な数を捌かないとお金が回っていかないですよね。(実際はもっと原価は安いと思われます。)

では値上げして520円(税別)!値上げしたとはいえ安い方ですが税込みで572円。この値段なら原価で7、80円くらいかけても440円位の利益が上がります。今までの3分の2の集客でも純利益は上がる計算になる。(実際はもっと原価は安いと思いますが。)

幸楽苑は全国大手チェーンで上場している会社ですし経営陣もプロです。私みたいなイチ店舗店主が言うのもなんですけど、、そんなんで本当に飛んだ客をまた集めて再建出来ると思ったんでしょうか?600円近く出すならもうらーめん二郎食べれちゃいますからね〜なんならもう少しお金を出して他の店に行くと思います。創業昭和29年の老舗かもしれないけど、工場で大量生産した物を各店舗に運び、スタッフに手順通り調理させて提供しているだけで創業当時の面影も無い。大量生産で楽に売れるなら個人店で切磋琢磨する馬鹿はいないでしょう。全国チェーンなのでどこで食べても同じ味、個性がない事が個性なのかもしれませんがはっきり言ってスーパーで売っている生麺タイプの袋麺程度のレベルの商品ばかり。

大手チェーンはお金もありますし、厨房機器も最新の便利な物を使う事ができます。仕込みなも工場で全てやります。幸楽苑の元スタッフの友人から聞いた話ではスープ、麺、チャーシュー、タレ類は勿論の事葱やメンマ、味玉まで工場生産で包丁を使う場面が無い様にしているみたいです。それはそれで凄いですよね!飲食店ですよ?!

らーめん屋も小さな個人店を含めどんどん増えてきてますし、もう一手、二手打たないと人が多い都会はともかく地方ではもっと数を減らしていくでしょう!っと思う今日この頃でした!まぁー無くなったら無くなったで寂しいですけどね。

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