毎度〜〜エコ大好きらーめんおじさんです!
エコエコと叫ばれる中、エコ箸は実際本当にエコなのか?っと疑問に思った捻くれた考えのらーめんおじさんです!
飲食店は不特定多数の人が来店するわけで衛生面の視点からも今日は一緒にエコ箸を考えていきましょう〜!
まずは値段から!
業務用のエコ箸で安い物だと大体1膳60〜70円前後です。大量に購入すればもっと安くはなるでしょうが基本的にはこんなもんでしょう。
割箸もピンキリですが外国産の木材で1円〜で国産の木材で3円〜位でしょうか。形状などで値段は上がります。やはりこちらも1度に大量に仕入れれば安く仕入れが出来ます。
仕入値は割箸が圧倒的に安い!!
しかしエコ箸は繰り返し使えるのが利点!しかも最近の業務用エコ箸はラーメンやうどんを食べても滑りにくい様な加工が施されている。
更に業務用食洗機にも対応している為、痛みにくく寿命もそこそこ長い。(使って洗う頻度による)
単純にエコ箸を1日1回使うとすれば僅か3ヶ月程で割箸よりお得という事になりますねー。
だけどそう単純ではないのですよ。
まずエコ箸は洗浄をする為に洗剤が要ります。
そしてどう洗うかにもよりますが衛生的にも一旦スポンジで軽く手洗いしてから食洗機に入れるお店が多いかなと思います。もしくわ手洗いのみで綺麗に洗っていくかでしょう。
1日150杯のらーめんを売った場合300本の箸を洗う事になります!全ての箸を軽く洗って食洗機に入れて、食洗機から出して次の日に補充する為に乾かしておく。ここまでの作業で20分前後ははかかると思います。
時給1000円のアルバイトにこれをやって貰うと人件費で333円掛かります!割箸なら捨てるだけなのでその人件費は勿論要りません。
333円で330本の割箸が買えちゃうわけです!奮発して2円程の割箸でも150本買えます!2円の割箸と言ったらかなり良い物が買えます。(竹箸など)
そして洗剤の費用も微量ながら掛かってきます。
という事で値段だけを考えたら圧倒的に割箸の方が安い!という事になります。
ではエコという観点から両者を比べていきましょう!
まず割箸は木や竹から出来ていますし、勿論使い捨てですので1回使えばゴミとして捨ててしまいます。正直勿体無いですよね。
しかし国産の材料で作る割箸は、割箸を作る目的の為だけで伐採される事がありません!丸太から角材にする為に切り取られた端材、残材、間引きするのに切られた間伐材を利用して作られています。(間伐:木が成長してくると木と木の枝同士がぶつかり合うようになり、お互いの成長を妨げてしまう為、間引きする作業。その木を有効に活用する為に作られた材が間伐材です。)
近年では間伐材の輸送費コストなどで採算が取れず、折角の資源が有効活用されずに山に放置されるケースが目立つそうです。
そこでらーめんおじさんのお店では、少し高くても国産材で作られた割箸を使う様に努力しています。その資金が国内の林業に少しでも活気を与えるものであるなら、国内の森林整備の促進にも貢献出来るし、温暖化対策としても良質な森林の維持管理の役に立つんでは無いかと考えた次第です!
要は林業従事者に儲けが有れば、国内の衰退していっている林業に少しでも貢献でき、健全な森林育成に繋がるという事です。
実際に国内産の建築端材や間伐材を原料とする割箸を使う取り組みをしているコンビニや飲食店も出てきています。(デニーズ、ミニストップ、ローソンなどなどなど)
一方で外国産の木材は価格が非常に安く、原木を全て割箸に加工するそうです。これまたコストが低く抑えられる一方で原木を全部割箸の為だけに伐採しちゃうわけですから安いというだけで環境に優しくはないのは明白です。
エコ箸は基本プラスチックなので石油からできています。名前の通り何度も再利用出来ます。使用頻度にもよりますが1、2年で劣化して寿命を迎えてゴミとして処理されます。
という事で私的見解では国内産割箸の利用を推進!エコ箸もゴミとして処理される時、環境の事を思うならあまりメリットが感じられない。
最後に衛生面!
エコ箸はズバリ洗浄と乾燥をしっかりしているかどうかでしょう!
食洗機で洗うだけ!というような店ははっきり言って不衛生です。食洗機は高温で洗浄しているので直ぐに乾き易い様になっていますが、重なっていたら水滴が残る事もあるでしょう。食べ残しが付いていたら、、、夏場など1日でカビだらけとなっているでしょう。
黒っぽいエコ箸が多いので店側も気付けない事があるんじゃ無いでしょうか!
割箸はどうでしょうか!?
使い捨てなので一見全て新品綺麗という感じもしますが、外国産の安い箸など漂白剤などが使われている事が多い。そこまで過敏になって気にする必要も無いですが、割箸を過度に噛んだり、食べたりしない方が良いと思います。(食べる人は居ないと思います!)笑
〈まとめ〉
エコ箸、割箸共にメリットとデメリットが存在すると思います。生きている以上、毎日食事を取るわけですし、出来る限り環境にも配慮していきたいと私は思っています。
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