分かりやすく豚を語ってみる。

雑記

毎度〜

豚のおかげで生活できているらーめんオヤジです。

今日は単純に豚について語りつつ、食べ物をお粗末にしないでねっ!と言う気持ちを込めて書いていこうと思います。

まず皆さんが食べている豚肉は約4:6で国産:外産です。日本でどれ位の養豚数があるかと言うと900万頭前後です。

1位:鹿児島県 2位:宮崎県 3位:北海道

って感じです。九州は豚!ってイメージですよね〜

国産豚は殆ど三元豚(鹿児島の黒豚は除く)です。

そしてこの三元豚って何?!っと言うと、まず繁殖力と発育(育つスピード)が良い2種類の品種を掛け合わせます。そして生まれて出来た雌豚に肉の質が良い種類を掛け合わせる。そして出来たのが三元豚です。三元豚は基本的に全てが食用とされ、三元豚同士で繁殖はしません。

4元豚ってのもあり、三元豚を作る工程の1番初めの交配に繁殖力が優れたものを掛け合わせる。シルキーポークなどと呼ばれ広く流通しています。

一般的に豚一頭出荷するのに半年程(体重が110kg~)かかります。

飼育するのにかかる一頭あたりの費用が約3万円!

売値は変動しますが、一頭あたり高くて4万ちょいです。(赤字の年もあるそうです。)

全然儲からねぇ〜笑 人件費抜きの計算ですからねw

そして豚一頭(110kg)で約50kgの精肉と、約10kgの内臓が取れます。

その他、豚頭、骨、皮、豚足、耳など、毛以外ほぼ余す事なく食材として使われます。

そして〜1度は新鮮なお肉を味わいたい鹿児島県の銘柄「黒豚」!

イギリス原産のバークシャー種という品種で品種改良を重ねて出来た豚さんです。今日本で黒豚と名乗れる豚はこのバークシャーの純粋種のみ!(これ以外の豚で黒豚表示しちゃうと食品偽装になっちゃいます。)

肉質は締まっており筋肉がきめ細かく、旨みは強く脂は甘味があります。バラ肉(三枚肉)は特に脂が溜まりやすい傾向にあるが、黒豚は赤身と脂が何層にも重なっていて極上と言われる。黒豚の脂は融点が高い為、くどさが無くさっぱりしている。(融点は脂の溶ける温度の事。融点が低ければ低いほど口の中でお肉が溶けるような感覚になる。)

豚特有の臭みがない。

飼料にはさつま芋を混ぜて飼育する。

一般的な豚は180日前後で出荷となりますが、黒豚の場合180日+2~3ヶ月長く飼育される。値段も一般的な豚より勿論高い!

どの位違うのかというと一般の国産三元豚の3倍以上っといった感じです。ガラも大体そのくらいでしょうか!使った事が無いのでどんなスープが取れるのか分からないですが1度取ってみたいですね〜。また近いうちに1度仕入れる予定なので報告しますね!

そして豚肉の栄養はバランスが良く、タンパク質、ビタミンB1、脂肪が主な成分です。

当然脂身の取りすぎは良くありませんが!何事も程々ですよ〜。

ビタミンB1は疲労回復の効果や糖をエネルギーに変える役目をしますのでお米や麺が好きな日本人には相性が良い。

豚レバーはビタミンB1、B2、A、D、鉄、ナイアシン(ビタミンB3ともいう)などが豊富に含まれ、まさにスタミナ食であり、摂取の仕方次第でダイエット食にもなる優れものです。

生けるものを頂く訳ですから残さず頂きましょう!

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