圧力寸胴vsエコ寸胴vsアルミ寸胴!其々の性能!

雑記

毎度〜

本日は「色々な寸胴の種類があるけど何が違うの?」という質問が寄せられたので、私が知ってる範囲の知識プラス、メーカーに問い合わせ、その性能を聞いた事を話していこうかなと思います。

メーカーだけの話でいいから!とか言わない様にお願いします!

では最近寸胴の話しをしたばかりですが、今日は色々な性能の寸胴を紹介していきましょう

まずはドノーマルの「アルミ寸胴」

中々に年季が入っておりますね〜笑

・こいつで1日40ℓ前後の豚骨スープ、鶏白湯スープが出来ます。

・ガス代がおおよそですが1日に2000円位。

・豚骨スープだと下処理の時間を省いて9、10時間程かかる。途中で火加減は変えますが白湯スープの場合強火でグラグラ炊いていきますのでほぼ強火の状態です。

・鶏白湯の場合は下処理の時間無しで6、7時間程度かかる。

寸胴は中尾アルミのキング寸胴シリーズを使用してます。(オススメ)

しっかりとした板厚なので熱効率が良く、少ない火力でも調理可能。そして長時間の煮込みにもしっかり対応出来る。使う頻度や扱い方にもよるがそこそこ長持ちすると思います。私の寸胴は8年目ですがまだまだいけます!

普通のアルミ寸胴のメリットはやはり扱い易い、買う時安い、熱伝導が良いといった所でしょうか!

そして「エコ寸胴」

エコ寸胴の最大の特徴は、寸胴の下板の部分が線状になっている事。火の当たる面積が増えるので弱火でもめっちゃ沸きます!

知り合いのらーめん屋さんが使っていて、1度見せて貰った事がありますが弱火でめっちゃ沸いてました。私自身は使ったことがないのですがね。笑

メーカーさんに聞いた所、普通のアルミ寸胴の3分の2の時間で沸騰するそうです。時短にもなりガス代も約3分の2位で済むみたいですよ。

但し、火力が変わってくるので元々普通のアルミ寸胴を使っていた場合、同じスープに仕上げるのに時間が掛かると言っていました。(知り合いのらーめん屋談)まぁ慣れるまで時間が要るみたいです。

そして肝心のお値段ですが、同じサイズのアルミ寸胴に比べ3、4倍っといった所です。

ガス代で計算したら2、3ヶ月で元取れちゃいます。

優れものですねー。欲しいと思ってはいますが中々変える勇気がないらーめんオヤジです!

では「圧力寸胴」

↑こんな感じで色々なんやかんや付いててゴツいw

こちらの商品は基本的にリースしか聞いたことがないです。毎月5万円位っぽいです。(メーカーによると思いますが)

結構高いですが、それに見合ったメリットがあります。

まず調理時間の大幅短縮。豚骨スープでも1時間半もあれば余裕で出来てしまいます。

時短に伴い人件費も削減できます。

光熱費大幅削減。こちらもかなり魅力的ですねー。ガス代が通常の4分の1くらいで抑えられるそうです。

それに伴い、厨房内の空調の電気代も大幅に削減出来ます。スープを炊いているとめちゃくちゃ暑く、エアコン必須になりますので、その代金を抑える事が出来る。

寸胴内の温度が120度を超えるため雑菌などはほぼ全て死滅する。圧力かけない場合は当然ですが100度までしか上がりません。

無駄な雑菌が居なくなればそれだけ傷みも遅くなるわけです。

高温高圧で炊き上げる為、骨の髄までしっかりダシがとれます。普通に炊くより少ない材料で炊き上げる事が出来る為、材料費の節約にもなります。

そしてスープが安定する。

何故なら面倒な下処理などなく、材料を寸胴に入れて水を入れて火にかけ、圧を調整するだけで出来ちゃうからです。「スープ材の量、炊き時間、圧力」の3つをマニュアル化してしまえば誰でも作れます!

もー良いことしか無いですよね〜。

しかもしかも!圧力寸胴を導入したら作りたい感じのスープレシピも業者が作ってくれます!笑笑

うちの近所のお店で濃縮業務用スープ使ってる店があるんですが、2店舗目を出す時に「スープ作りがわからないからレシピ作ってくれるって言うし圧力寸胴入れたわ」って店主さんが言ってました。笑

まぁ〜月のガス代が4分の1って所でもうリース代が払えちゃう気がしますし、実際に1度実演も見ましたがしっかりとスープが取れてました。

まぁ〜1つ文句を付けるとしたら、その店の雰囲気とか手作業でしか出せない味とかあるんじゃ無いかなぁーとか思ったりします。

まぁー便利ですけどね〜。(本音)

という事で今回は色々な寸胴の種類のお話でした!

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