毎度〜
らーめん産業展なるものが年に3回、大阪、東京、福岡で開催されます。今日のテーマはらーめん産業展について話していきましょう〜。
まずらーめん産業展ってなに?!と言う事を説明しておきましょう!
らーめん屋で使う業務用の冷蔵庫や麺を茹でる茹麺機、乾物屋、調味料、製麺屋などなどらーめん屋に関わる色々な業者さんが集い、各業者ごとにブースを構えてらーめん店関係者のみを相手に実演したり、商品の説明を受けたり出来るらーめん業界最大の商談展示会です。
会場は大阪がインテックス大阪、東京はビックサイト、福岡がマリンメッセ福岡です。私は大阪と東京しか行ったことがないのですが福岡も同じような感じだと思います。
という事で「らーめん産業展」一体どんなものなのか食品関係、飲料関係、設備関係、サービス関係と詳しく見ていきましょう!
〈食品関係〉
こちらはらーめん屋で扱うであろう食品関係の業者が出店しています。
製麺所:
色々な製麺会社が出店しています。サンプルなども多数貰えますし、気に入った会社があれば自店のスープを説明してそれに合った麺を後日サンプルとして送ってもらう事も出来ます。気に入れば勿論取引が出来る様になります。最近では自家製麺を取り扱うらーめん店が多いので出店数もやや少ない気がします。
乾物屋:
節や煮干、昆布類などらーめんのスープ材として必須といえる乾物。こちらもサンプルを貰えたり、その場で味見したりすることが出来ます。勿論気に入ればその場で値段の商談もする事が可能。
調味料等:
醤油、塩、味噌は勿論、そのまま使えるらーめんのタレ類、魚介系の香味油(煮干油やエビ油)、香辛料など様々な調味料の商品を展示してある業者のブースが沢山あります。その場で簡易らーめんや簡易スープを作って味見をさせてくるれるブースもあります。その他では冷凍濃縮スープを扱う業者もあり、これまたその場で簡易らーめんを作って味見が出来ます。
サイドメニュー:
餃子専門の業者やスジャータなどのアイスクリームメーカーなども出店しています。餃子のブースに行けば常時餃子を焼いていて、商品の説明から焼き方などもその場で教えてくれます。勿論焼きたてを試食する事が出来ます。
野菜や肉のメーカー:
野菜はカットネギやカットニラなどを扱う業者がブースを出しています。名刺交換をしておけば後日サンプルでカットネギなどのサンプルを送ってくれます。少し割高ですが仕込み時間の短縮と季節や気候に左右されない安定した価格がウリのようです。
肉系は豚チャーシューや鶏鴨チャーシューのように加工品を扱うメーカーです。割高なのでそこまで興味も無いですが仕込み時間の短縮を考えれば取引をするらーめん店もいるのかなぁー?!
〈飲料関係〉
こちらは居酒屋産業展とらーめん産業展の合同開催された年に1度回った事があります。らーめん産業展だけの時はそこまで沢山のブースはない。
居酒屋産業展との合同の時はアルコールメーカーがかなり出店していて試飲もさせてくれました。
〈設備関係〉
設備関係の業者もかなり入っています。
・チャーハンを作ってくれる自動チャーハンマシーン
・茹麺機や餃子焼機などの熱機器メーカー
・らーめん用の大型圧力寸胴メーカー(こちらは実演もしていて出来上がったスープを試飲させてくれます。)
・低温調理機やフードプロセッサなどのメーカー
・製麺機メーカー
・丼などの食器メーカー
・レジや食券機メーカー
などなど!買いたいかと言うと微妙な物も多いですが最新の便利で面白い商品が沢山、実演も交えて解説してくれます。
〈サービス関係〉
サービス関係としては経営コンサルタントの簡単な講義を受ける事が出来ます。
無料と有料の講義があり、何人かの講義を聞いた事がありますが小規模らーめん 店でも通用する様な為になる様な話もありました。集客、利益アップ、スタッフマネージメント、最新らーめん事情や新商品開発など個々に気になる講義を受講出来ます。
という感じで正にらーめん屋の為のらーめん産業展です。ちなみに今年2020年度の5月に予定されていた大阪の合同外食産業展示会はコロナの影響で中止となりました。今回の記事は過去の記憶を蘇らせた物です。笑
そして9月に東京で開催予定されていますがコロナの流行具合でどうなるか微妙なところですね。
もしらーめん屋の知り合いがいたら招待券を貰って潜入してみるのも楽しいと思いますよ!
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