毎度〜
本日は多様化するスープ材って事で、色々な出汁の合わせ方や「そんなの使うの」って物なんかを紹介してみましょうか!!
日々進化していくらーめん界ですが、年間3000件前後のらーめん店が出来、3000件前後の店が消えていきます、、、
開業1年目で約半分位は潰れると聞きます!厳しいですね〜笑 5年で7、8割と言いますので寿命も短いです!
ただ、自分がお店を出す時に、「うちの店も寿命は1年?!」などと思って出店する人は居ませんよね?!そりゃ借金して(持ち金でなんとかする人も居ると思いますが)、大金を使って念願だった自分の城を作るんですから、大きな夢を持って開業しますよね!?
他には無いスープで俺は勝負するんだ!とか、
オープン3ヶ月で行列店にしてやる!とかね。
ですので一風変わったらーめん店なども最近では沢山出来てます。勿論既存のらーめん店も負けじとメニュー構成を変えてみたりだとか、期間限定などで変わったらーめんをやったりだとか、その時の流行のらーめんを追加で商品に入れたりだとか、どの店も集客に四苦八苦しているんじゃないでしょうか!
と言う事で現代らーめんのスープ材を色々紹介してみましょう。
まず動物系スープ材からみてみましょーか!
皆さんも知っての通り鶏、豚が基本です!
牛骨も実は昔から使われています。牛系は知らず知らずのうちに焼肉店でスープだけですが、飲んだ事ある人が多いと思います。例えばクッパ、テールスープ、ビビンバなんかについてくるスープなど、自家製でスープを取っているお店が結構あります。
当然牛骨らーめん専門店なんかも現代ではたまに見かけます。牛のゲンコツを仕入た事がありますがめちゃくちゃでかい、、笑
1個の骨で2キロ以上です。随も詰まっていて、牛独特の甘い脂が特徴的な旨味たっぷりの美味しいスープが取れました。ただやはり牛のみで作るスープは焼肉屋さんっぽいなーっと思いました。
次に馬!馬も食用として日本でも捌かれて売られています。馬刺しなど典型ですよね。残ったガラを仕入れてスープを取っていくわけです。流通量が少なく安定供給の難易度が高い!
私は食べた事無いですが、割と淡白なスープと知り合いのらーめん屋店主が言っていました。
そして羊!羊も食用として肉が売られています。日本でもジンギスカン料理など有名ですよね〜。宗教的な絡みがないので誰でも食べれるらーめんになります。
実際、年に数回ですが「豚は使ってますか?」と質問される事があり、「使ってます」って言うと帰っちゃいます。イスラム教か??!まぁー外国人も沢山日本に居ますので〜
そこで「ウチの店は羊のみ使用!」と言えば顧客ゲットだぜとなるわけですよ!
こちらも肉は食べた事があるんですが、らーめんとして食べた事が無いので何とも言えないが、馬よりはらーめんとして美味しい様な気がします。ただやっぱり仕入れが困難かなーっと思います!(北海道ならいけるかもー)
それから鶏系では、キジや鴨など使っている店があります。キジは食べた事無いですが鴨白湯らーめんは食べた事があります。鶏白湯とそこまで大差ない感じでしたが「鴨」って響きは良いですよね〜 笑
その他イノシシなども聞いた事があります。こちらは狩猟による仕入れでしか手に入らないので、入手困難な上に衛生面が心配なところ!
猪肉は食べた事があるのですが(らーめんは無いw)脂が半端なく美味しかったのを覚えています。
余談ですが、私のお店の近所の方が仕込み中にいきなり現れて「猪狩ってきたからチャーシュー仕込む時一緒に猪肉叉焼作ってくれ」と肉の塊を持ってきた事があります。笑 「半分やるから」って事で作りました。笑 (内心こんなデカイの半分も要らねーよーって思いながら作りましたが)こちら脂味がめっちゃ旨かったです。赤身の部分はサシも無くモサモサでしたけどね。
次はお魚系をみていきましょーか!
魚介系と言うと、パッと思いつくのは煮干系、節系ではないでしょうか?!
近代では鮮魚や貝cなんかも沢山スープ材として使われる様になってきています。
例えば真鯛なんかはもうメジャーと言っても良い程浸透していますね。他にも、ヒラメ、ブリ、サンマ、マグロ、間八、鱈、伊勢海老、甘海老、蛤、あさり、しじみ、帆立、牡蠣、高級魚のノドグロ(アカムツ)、金目なんかも見かけます。
トッピングとして切り身がのってたり、キャビアやお刺身がのってるものなんかもあります。(もうらーめんじゃねーよw)
貝や海老はそこそこ前から使ってる店もありました。それ 自体から独立して旨味のある出汁が取れるので、動物スープに合いますし、理にかなってるのかなぁーって思ったりします。
魚介類以外ですと松茸とかA5ランク牛肉、トリュフ、ドライフルーツ、生の果物類、チョコレート、などなど!いよいよ何でもありになってきましたねー。
写真を撮ってSNSに投稿するという方も沢山みえますし〜顧客獲得の方法の一つなのかも知れません。
美味しい、食べるだけ〜って時代じゃ無くなってきたのかもしれませんが、くれぐれも写真を撮って満足しないで残さず食べましょうね!
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